来週のガッシュが待ちきれません。

金色のガッシュベル!!「攻防!激流の迷宮」
コミックスの折り返しまんまの展開で、鈴芽が一人遊びしてます。完全に電波だよ、これじゃ・・・


今日は、引き延ばしのせいもあって、戦闘のテンポがちょっと間延びしてます。一部のカット割りも間抜けです。加えて、前回が原作の隙間を埋めるような展開だったのに比べて、今回はちょっとアラが見えたのが残念。
前回、ガッシュたちが南米まで来た道程を丁寧に描いていた分、ここで唐突に登場したウマゴンに違和感を覚えました。これは後ほど描写される部分かもしれない。
アルムに対して、ガッシュと清麿が攻撃を仕掛ける場面。これは、アルムがティオ&恵とやり取りしている間にガッシュ&清麿が一気に間をつめたから「はやい!」のであって、別に加速装置使ったわけじゃないんだっつーの。なのに、清麿までラウザルクを使ったのと変わらない速さでアルムに向かって走っていくのがおかしすぎです。
敵の魔物が突然水を使ったのもどうでしょう?パティのギアクルと被ってます。この魔物って、水属性だったんだっけ?
一方、敵に圧勝しているブラゴとシェリーの場面がまたもやキャラソン入りだったのもうんざりさせられました。
逆に、今回の描写で良かったのが、ガッシュの目を通したアルムたちの姿が涙で歪んで見えていたところ。彼らの辛さを想像したガッシュの辛さが伝わってくる場面であり、同時に、千年の間に歪まされてしまった彼らの心を端的に表現している。
フォルゴレ回復呪文、「鉄のフォルゴレ」をウマゴンまで唱和してたのが楽しい。しかも、敵の魔物も歌ってる!?そのコミカルさゆえに、キャンチョメが彼をかわいそう、と思える気持ちが一層胸に迫ってくる。キャンチョメの挑発に激怒するところといい、アニメでのこの魔物(ケリュオス?)は、随分と自由意志を持っているような印象を受けました。
キッドとナゾナゾ博士の旅が時々挿入されるのも、戦闘シーン続きの中でとっても癒されました。

で、来週の予告ですが、なんだか気になる鋭角的なシルエットが見えました。ドキドキ。



レジェンズ〜甦る竜王伝説〜「話せば長〜い物語」
本日は全く戦闘がありません。玩具を売る番組としては大胆ですね。
この番組はいつも子供向けを意識しているはずなんだけど、今日は妙に大人に向けたお話のような気がします。終始、「子供とは」に関する話がぎっしり詰め込まれている。子供には、子供にしかできない感じ方があって、感情表現があって、行動がある。子供であるということがどれだけ素晴らしいか。これを見て共感するのは大人になってしまった私たちであって、子供たちには、この話が伝えようとしてる自分たちの価値がまだ分からないんじゃないかな?この話を、子供たちはどう受け止めたんだろう?


ディーノに対して、腫れ物に触るように接する周囲と違って、率直に自分の気持ちを話すマック。そんなマックの話に、ディーノも素直に耳を傾ける。マックが語るシュウとのエピソードは、妙に大人びたディーノの行動とはまるで対照的。子供にしては達観した物言いをするマックは、自分の感情を押し殺しているディーノ同様、通常の子供に比べて大人びた部分が見え隠れする。そして、シュウよりもディーノに近いマックだからこそ、シュウの行動からディーノが学ぶべき部分があることを知っているのだ。
冒頭でマックは、ディーノのためにお土産のハンバーガーを買っていく。お金持ちのディーノに持っていくには不似合いな、なんてことはない普通に買えるハンバーガー。なぜなら、マックにはそれが、ディーノの家で食べた豪華なハンバーガーと遜色ないくらいおいしかったから。マックがディーノに語る話の中から、この行動が昔シュウに言われた、「自分がおいしいって思うもん食べればいいんじゃねーの?」というエピソードを背景にしていることが明らかになってくる。
子供としてはちょっと出来すぎなマックだけど、だからこそ彼が、自分の気持ちのままに行動するシュウに教えられ、救われた部分があり、シュウを「大好き」だという気持ちがよく分かる。シュウから教わった、理屈では説明できない、「好き」とか「楽しい」という感情の持つ力を自らの言葉でディーノに教えてあげるマック。そこから確かに力を得たディーノは、少しだけシュウたちに近づいたような気がする。


虫のために道をつくってあげるマックの何気ない優しさなど、ちょっとしたシーンにキャラクターへの愛情が注がれている。マックとシュウとメグ、マックとディーノの話でありながら、BBとJJたちの出会いも物語の中にしっかり編みこまれている。BBの独り言から、シュウとマックのハンバーガー・エピソードにきれいにオチがつけられているのも上手い。
無性にハンバーガーが食べたくなる話だったなぁ。



6月5日分。


光と水のダフネ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・シベリア」
夢の中で兄を求めるマイア。「おにいちゃん!」で飛び起きたマイアという緊迫した状況で、グロリアの蹴りが炸裂。この番組のこういう落とし方、好きです。このまんまで行ってくれ。
海洋庁の記録にもないらしい兄(実の兄かは不明だが)との思い出をたどって、マイアはまたシベリアへ。レナもなんだかんだいって根回ししてあげてます。
2度ふった男を酷使して(今回で4度か・・・)。
親切なんだか横着なんだか、優しいんだか冷たいんだか分からん女だ。
結局、タイムカプセルが埋まっているはずの木の下からは何も出てきませんでした。木が違ってたとか、お兄ちゃんが既に掘り返しちゃった、てへっ、とかかしら?幸せになれるものらしいから、埋まってんのはやっぱお宝かな?わくわく。