こまった。

映画ガッシュの前売り券は、ローソンの丸型トランプ付に手を出すべきか、アニメイトのチチもげを選ぶべきか。
相方に相談したら、「もいどけ」というアドバイスをくれましたが、さてどうしよう・・・



6月2日分。


サムライチャンプルー百鬼夜行
前回に比べると、非常に見やすい。ヒップでエッジィな部分を捨てると、作画は丁寧だし、演出も適材適所であることが分かります。相変わらず殺陣はスピード感があるし、その他のアクションもそつなく上手い。全体的に薄暗い画面が多い中での光の使い方も効果的。


で、そこで問題になるのが、前回同様脚本です。この人の脚本は、どうしていつもこう退屈なんだろう?あらすじをなぞっただけのセリフばかりで、自動脚本マシーンに書かせたみたい。ネタにしてツッコミたくなるほどの下手さや笑っちゃうほどのケレン味があればまだいいんだけど、総じて凡庸。
例えば、ムゲンと行きずりの女のシーンなんて、深夜ならではの艶っぽい「オトナ」の会話が繰り広げられるはずなのに、セリフがちっとも粋じゃない。
タイトルの百鬼夜行にも何か深い意味があるのかと思ったら、たくさん殺し屋を出しましたよーというだけで終わってる。やっぱPVとして見るべき作品かもしれない。



6月1日分。


忘却の旋律「猿人湾編・猿人湾」
はい、ちゃっちゃと次の街。これまでに比べてぐっと都会的な街で、お題は猿です。この街もまた、背景のそこかしこに見られる血のような赤のアクセントが眩しい。
遠音に「あんたの矢、うっせーんだよ」と言われて修行に励むボッカでしたが、そんなことばかりやってたら先立つものがなくなって、戦士活動にも支障をきたすようになりそうなので、猿河産業のマサルさんに頼まれて、トラックのガードの仕事をすることにしました。もちろんボッカくんは、彼がエージェントだと気付いていません。
初の男エージェントとして、地味に登場したマサルさん(なぜさんづけ?)は、小夜子に目をつけ、ハッスル・モンキーの部品として使おうって魂胆です。この男もやっぱり、前ふたりのエージェント同様、何か執着するものがあるんだろうな。
一方のボッカは、トラックを襲うアヴァンギャルドな軍団に立ち向かうが、いつの間にか彼らのアジトに連れて行かれ、そこでアイバーマシンをくれた懐かしのじいさんに出会う。
そしてなんと、アヴァンギャルド集団は、武装演劇集団であることが判明。
武装演劇集団ですよ。武装かよっ!?でも演劇かよっ!!?と、ついつい芸のないツッコミをしてしまいました。
常々、この番組の思惑どおりに安易なツッコミを入れるようなことはするまい、と警戒を怠らなかったのですが、ふいうちにやられました。完敗です。河原に寝転がって、傍らの好敵手に「おまえさ、なかなかやるジャン」とかさわやかな笑みを贈りたい気分です。
というわけで、演劇集団のピンクの子はOPに出てますよね?彼女もメロスの戦士なんでしょうかね?彼女は何処を弾くんだろう?案外、弾かないで、突然朗読とか始めて敵を倒すのかもしれない。男3人は合体して彼女のアイバーマシンになるのかもしれない。
楽しみですね。