バイバイ、タチコマ。

6月1日分。


攻殻機動隊SAC「硝煙弾雨」
バラバラになった9課の面々。サイトー、イシカワも捕まり、少佐、バトーのみが辛くも逃げて続けている。
いてもたってもいられないタチコマは、老人ホームから残骸となった古巣へと戻ってくる。結局、老人ホームの一体、ラボ送りの一体と建設現場で働いてた一体(すっかり現場ペイントなのがおかしいやら、哀しいやら)、あわせて3体しか残ってないタチコマたち。ラボ送りになったタチコマたちは解体されたらしい。それを聞いたタチコマの、「そうか。じゃあみんな死を体験できたんだなぁ」といううれしそうな声が、切なくなってくる。
そして、バトーのピンチに、タチコマくんたち見参。絶対的に不利な状況で、諦めそうになりながらも、少佐の声に「励まされる」タチコマたち。期せずして、その「眼」からオイルが漏れる。
「さよなら・・・バトーさん」
敵に突撃していくタチコマの最後の声音は、ちょっぴり名残惜しそうで、でもきっと笑顔だったんじゃないかと思えるものだった。ゴーストだかなんだか知らないけれど、彼らは多分、望んでいたものを手にいれることができたんじゃないかな。よかった・・・
とかボロ泣きしすぎて、それ以降の記憶があやふやです。なんか少佐の頭吹っ飛ばされてたようだけど、どうせ少佐、死なないでしょうし。



ウルトラQ「午前2時の誘惑」
坂本のとこの雑誌社で経理を担当しているお局様のお話です。
通販マニアの彼女は、ある日、宇宙からの通販番組を受信してしまい、みるみる若返る「ワカワカリン」なるものを購入し、人生バラ色。ところが、意中の同僚の好みに合わせて若返りすぎたら、会社からは追い出されるし、彼はあぶないロリコンであることが判明して、もう散々。通販番組の司会に噛み付き、丁度よいくらいの年に戻してもらう。
自己中女が労せずいい思いをしたというだけの話で、特筆すべきことは何もなし。とにかく、きちんとした製品を提供してるのに、こんなクレーマーを相手にしなきゃならない宇宙人が気の毒すぎでした。ちょっと後味が悪い一本だったなぁ。若返るだけであれほど注目浴びるんなら、なんでお局になったんだ、という気もしますしね。



RAGNAROK THE ANIMATION「全ては真理のために」
砂漠を行く一行。タキウス、みんなを先導してアリ地獄へ突入。俺は行かん、とか言ってた虫嫌いのイルガが結局入っていったのはユーファのため?それとも、ジュディアのため?でも、入ったら入ったでビビりまくりだ。
一方、ユーファの方は全然平気っぽいどころか、思いっきり愛でてるし。赤ん坊だろうが頭に花つけようが、アリはアリだし。どう贔屓目に見ても、マスコット系キャラじゃないだろうに。こういうところ、意外と豪気なお嬢さんなんだよね。
タキウスは時々イタコになって、無意識のうちに設定を説明したりします。てか、無意識のうちにアリの女王の卵まで壊してるし。なしくずしにアリの巣全破壊しちゃったし。迷惑極まりないジェノサイダー一行。
結局、冒頭にも出てきたタキウスの師匠が、タキウスの意識を操ってるようでした。
どーでもいいけどこの先生の声、野沢那智ですよ。もったいないオバケが出てきそうでしたよ。



5月31日分。


A15「LOVELOVE?」【男はそれを我慢できない】「ヒットをねらえ!」【もえろー!】
そうかベーススーツは手洗いか。それタレがやるんですか?衣装部でやってやれ。
美月が「ちびっこメガネ」とは、大泉も言うなあ。確かに、言うだけの仕打ちされてるよね。
ノブナガと付き合ってたのは、タキツヒメの人か。全然、認識してなかったわ。
コスのメンバーもそれぞれ動き出して、みく、さやか、ヒカルまで大泉誘惑作戦開始。
大泉が作者ってのは既にバレバレということらしいけど、菜摘と洋子の会話はさやかの復讐だよね?てことは、一時的な怒りで動いたさやかも含めて、実際のみなさんの大泉へのアピールが、どれだけ「コス原作者」という肩書きに掛かってたのか定かではないわけだ。まあ、直接コスの内容への影響を考えてなくても、将来の有望株としてアピールしてるってこともあり得ますね。どちらにしても、みんなが原作者としての大泉だけに興味を持っていたとは思えない。そんな単純なもんでもないでしょう。
大泉が黒ノ皇子うんぬん言ってたことから考えると、話的には、今日のLOVEでショックを受けた大泉のエピソードは、今日のヒットの後に来たことになるわけだよね。この次のヒットって美月の挫折しか覚えてないけど、大泉何やってたっけ?



MADLAX「残香 -scent-」
マドラックスと、彼女の同業者らしいルチアーノの会話で始まる。この男は死んだも同然。死神マドと関わりがあっちゃね。


マーガレット、エリノア、ヴァネッサは優雅にバカンス。エンストしたところに現れたルチアーノ。ダブルで死の天使にかかわりあっちゃってます。彼は既に死んでいる。
メイド服の下にしっかり水着を着込んでいるエリノアは、泳ぐ気満々だったらしい。マーガレットが促すのを見越してのことですね。さすが、お嬢様命のメイドさん
森の中で謎の少女とマーガレットがニアミス。もしルチアーノが声をかけなければ、マーガレットは、少女の言う「こちら側」に行ったんだろうか?「こちら側」というのがこの間のエリエス文字の洞窟につながってるとしたら、マーガレットはエリエス文字の本の持ち主だからつながったのか?でも、あの時本を持っていた訳じゃないしなぁ。ガザソニカの外にも現れるってことは、「こちら側」はガザソニカという土地につながっているわけでもなさそう。
ルチアーノは、戦場で死の淵に立ったとき、少女に出会っている。先週の探偵さんにしろルチアーノにしろ、死(または殺人)の「業」を背負った人が少女に出会い、死に至っている。これは偶然?
マーガレットは自分もルチアーノと「同じ」だと言ってたけど、それは平和な生活に馴染めない部分か、それとも、マドの言っていた、ガザソニカの外に居場所はない、という部分か。


カロッスアは、マーガレットがセカンダリを持っていることを認識しました。もっとも、アンファンの力をもってすれば、とっくに持ち主を特定しててもいいはずなんだけど。大体、カロッスア殺害をルチアーノに依頼したのは誰なんだろう?
最近、真面目な感想しか書けないなぁ。マドラックス、早くハジけてくれないかな。



GANTZ「ソッコー殺す」
先週から継続して、玄野、スーツがなくて焦ってます。の割には、スッポンポンの恵にしっかり反応してます。余裕じゃん。
加藤の徹底した「いい人」ぶりは、不自然すぎて怖いくらい。何かトラウマでもあるんですか?両親をなくした後、そう振舞わないと生きてこれなかったとか。
何が居心地悪いかって、道徳的に正しいはずの加藤に共感できない一方で、悪役のはずの西が一番正論を吐いてるということなんですよね。加藤は社会生活上正しいことを言ってるけど、西の唱える生存競争上の正しさが勝つような状況だからなぁ。
というわけで、鈴木星人さんをお迎えして、やっとゲームが始まります。玄野、引き続きピンチ。この次はいよいよ、物陰に隠れたままのストーカー女の素顔が明らかに!?なったらいいな。