今期新作アニメのOP

ウチュウちゃんが爆天のOPが好きだという話をしてたので、その流れで、私も今期新番組でお気に入りのOPをつらつらと挙げてみました。
OPって大事ですよねえ。ダフネなんかは、話的にイマイチと思ってたものの、OP目当てで毎回見ているうちに、段々面白くなってきましたから。


1.天上天下
ボンバヘがこれほどアニメの動きにマッチする曲だとは思ってもみませんでした。AメロBメロをキャラクター一人一人の紹介に使い、それぞれの魅力をチャーミングに表現し、サビで彼らを使ってアクションを展開するという、お手本のようなOP。色っぽさ、かわいらしさ、カッコ良さ、全ての要素がリズムに完璧にシンクロしていて、最後の最後まで計算された動きに目が離せない。


2.レジェンズ〜甦る竜王伝説〜
単純に、見てて気持ちがいい。日曜の朝にふさわしい爽やかな曲に乗せて、スタッフ・タイトルまでアニメーションの要素として扱う構成のセンスのよさに感心しました。カット数を費やさなくても、十分軽快な動きのあるOPが出来るという見本。


3.忘却の旋律
適度にキャラを見せ、適度にスピード感のある、バランスのよいOP。特に、アイバーマシン3機が交差しながら光になるパートは、曲の盛り上がりと相まって疾走感満点。オーソドックスな手法だけど、個人的にこういうのが好きなんです。


ケロロ軍曹も見てて楽しいし、忘却の旋律と甲乙つけがたいのだけど、私的には忘却の方が好みに合ったので。



5月20日分。


神魂合体ゴーダンナー!!ジェネシスター暴走!」
この作品は、アクションは好きなんだけど、キャラデザインがどうにも好みに合わないので、1期も飛ばし飛ばしにしか見てなかったんですよね。特に、主役二人のデザインがダメなんだよなぁ。
というわけで、2期に入ってからも、見たり見なかったりだったんだけど(しかもTVKじゃなくてMXの方で見てるので、1週遅れ)、ここ数回サブキャラの方に話の比重がいってるので、自分的にはとても楽しいです。
先週のエカテリーナとククラチョフの女王様下僕関係は、倒錯的なセリフのやりとりがメチャクチャ私好みでドキドキものでしたが、今回もアブノーマルカップル特集は続きます。ルナとシャドウの百合カップル。
これはあからさますぎるだろ!?というくらい、ふたりの妖しい女子高生時代、心中まがいのラストと、リミッター全面解除。スタッフ、開き直りなんじゃないかというくらい、おおっぴらな官能世界を展開しちゃってます。
「私のかわいいルナ、愛してる」「シャドウとひとつになっていくのね」
ひぃぃぃっ!!恥ずかしいくらい出来上がっちゃったカップルですぅ。見事にお互い以外見えていない人たち。地球を守るにはこれくらいの個性がなきゃやってけない、ということでしょう(てか、地球なんかもうどうでもいいでしょ、あんたたち?)。
「私は残酷な女なの」エカテリーナ女王様は、今週もお美しゅうございました。



5月19日分。


サムライチャンプルー「疾風怒濤」
OPは、外人のイメージするサムライって感じですね。カートゥーン・ネットワークあたりで放送していそうな、日本のアニメを向こうに持っていった時のオリジナルOPみたいな感じです。


早送りにイメージのフラッシュにカットバックの嵐というわざとらしい演出がなんだか興醒め。PVを見ているみたいです。物語を語る姿勢じゃないでしょう。
脚本の某氏に対しては、某ドラマや某ドラマではらわた煮え繰り返った思い出があるだけに、最初から構えてしまってるのかもしれませんが、セリフに精彩を欠いているような気がします。キャラクターを特徴付けるには、今一歩のところで外している。ジンなんか、スカし具合をもっと強烈にアピールできるキャラクターだと思うんだけど。これは回を重ねれば改善されるのかもしれません。
ちなみに、「お前らじゃ、役不足だ」というセリフは、ムゲンの学のなさを演出するための意図的な使い方であるという認識でいいんですよね?


というわけで、私にはどうもピンと来なかったものの、殺陣は圧巻でした。この調子でアクションが続くなら、これだけでも十分見る価値はあるかもしれない。ちょっと見続けてみようかな。