映画のタイトル

最近、ダフネとかLOVELOVE?とか、新旧の映画のタイトルをもじるのが流行っているようですね。
昔の洋画の邦題って、映画の主旨を日本語で分かりやすく表現しようという努力が感じられたよなぁ、と改めて思います。
今なんか、配給会社が客をナメてるとしか思えん。「ホワット・ライズ・ビニース」とか、絶対タイトル・パロディやろうなんて思わないもん。それ単体で笑かせてはくれるんだけど、コメディでもないのにタイトルで笑いをとってどーする?ってなもんだ。



5月17日分。


A15「ヒットをねらえ!」【そうかー!】「LOVELOVE?」【校庭にいない八月】
下剋上のノブナガは、菜摘の友人とお付き合い中のようです。こんなとこにコスのメンバーが顔を出すとは思ってませんでした。
やっとコスの撮影風景も出てきまして、美月がどったんばったんやってる裏で、大泉も悶々としていたのだということが分かります。菜摘を目立たせようとする努力は泣かせますが、公私混同も甚だしい。でも菜摘を抱きしめるのを寸止めしたのはエライぞ大泉。
本日のヒットの内容でも垣間見えた菜摘と洋子の対立は、LOVEの方ではあまり顕在化してませんね。どちらもそんなことより、大泉へのアプローチに夢中。なんでだろう?ふたりともストレス溜まってヤケになってるのか、案外お互いの動向を知ってて、わざと接近合戦を繰り広げてるだけとか?
そこまで捻ってないか。



『ささらさや』(加納朋子幻冬舎)
日常ミステリーの連作集。ほんわりとした暖かさに中に一抹の危うさを感じさせる、加納朋子らしい作品。


主人公のさやは新婚の夫を不慮の事故で亡くし、乳飲み子を抱えて小さな町で暮らし始める。頼りなく、ぼんやりとして、とことんお人よしのさやは、ピンチになる度、他人の体を借りた夫の亡霊や、町で出会った人々に助けられる。
さやを助けるおばあちゃん3人衆がイイ味だしてます。それだけに、それぞれの登場人物の掘り下げがちょっと浅いような気がするのが残念。さやの自立を中心に据えている分しょうがないのだろうけど、脇キャラの事情ももうちょっと詳しく見てみたかった。それだけの魅力があると思うので。特に、ダンナさんは、あれだけの出番なのが惜しい。
この脇キャラだけを使って別作品集が作れそう。