GW中やってたこと。

コンサート。飲み会。DVD編集。
それだけの繰り返しでいつの間にか日々が過ぎていきました。
ちなみにそんな呆けたことをやっていたおかげで、初めて忘却の旋律の録画を失敗しました。
自分〜、ふぁいお〜。



5月6日分。


天上天下「幻影」
気で脂肪を折り畳めるってスゴイですねえ。いや、子供に変化することに比べればなんてことないか。
普通にダイエットした方が楽そうだな、うん。よし、却下!(何が?)
今回は、真夜のカッコよさよりも、亜夜のけなげさの方に心を奪われました。カワエエなあ。



5月4日分。


ウルトラQ「ヒエロニムスの下僕」
「ネット」を扱っているんで、一応今までで最も「現代」とリンクしている内容かもしれない。草刈正雄再登場。
極端なアングルと、それを際立たせる、色味を最小限に抑えたモノクロに近い画面。特に人物は陰影が深く、まるで影そのもののような印象を与える。最後に刑事の顔にかかったモザイクも、不気味さを醸し出すテクニックとして効果的。
画面的にはとてもスタイリッシュで素敵でしたが、話としてはそれほど珍しいものでもなかったですね。



攻殻機動隊SAC「置き去りの軌跡」
トグサが助かってひと安心です。
課長、CIAにまで貸し作ってるんですね。やり手だわ。
ラストはもう少佐に釘付けですよ。感情任せに撃ってる姿にホレボレいたしました。一方で、今来栖を守れなかったバトーは情けなさ倍増。
笑い男の動機と目的がいまだに分かりません。てか、あれは少年なんですか?



RAGNAROK THE ANIMATION「今、なんていったの?」
ロアン、ジュディアの胸を気にするなんて、お前も男だったんだなあ。でも、ジュディアにけしかけられても、ユーファに積極的になれない甲斐性ナシのロアンくんでした。
ジュディアがイマイチつかめない。彼女の占い理論もよく分かりませんでした。意味のないこと言うキャラはタキウスだけで十分間に合ってるはずなのですが。
そして、イルガにーさんも全くつかめません。いいように弄られても全く反応なし。怒るとか泣くとかトークとかしろ。
ユーファはいつものごとく分かりやすい。つまり、自分のしたいことをしたいよーに我慢せずにするワガママ女。でも、かわいらしさを武器にしているので、それがあからさまにはなりにくいという、ステキな女の子♪
戦闘場面ですが、相変わらずユーファがヒールかけまくりなんで、緊張感が全くありません。元々戦闘自体に迫力が欠けてるんですけどね。弱いパーティだなあ。ロアン、クソの役にも立たないし。
あの仮面の人はやはりユーファのにーちゃんだったらしいですが、それが何?という気がします。今一番気になるのは、山羊のお化けと鞭おねーさんの正体、およびマーヤが失った金を取り戻せるのか!?ということでしょう。
マーヤ、がんばれ!



『超・殺人事件 - 推理作家の苦悩』(東野圭吾/新潮社)
私の場合、本を選ぶときに、解説や裏のあらすじはもちろん、登場人物表や帯すらも見たくないタイプですので、作家買いできる本は非常に助かります。
で、現在、私が中身を全く見ずに新刊(文庫本only)が出たら買う作家といえば、牧野修乙一福井晴敏上遠野浩平石田衣良、そして、この東野圭吾が挙げられます。
この顔ぶれを見ていただくと分かると思いますが、大半が最近出てきた作家ばかりです。なぜか作家というのは、売れれば売れるほど、非常にまわりくどい、意味のない表現や薀蓄やエピソードを入れ込んだ大長編を生み出す傾向があるらしく、以前は作家買いをしてたけど途中で、もう読まなくてもいいや、と脱落した作家は数知れず。
その中でこの東野圭吾だけは、退屈な水増し作品を出すことなく、デビュー以来一貫して、新鮮で毎回意表をつかれるような内容を提供してくれて、決して飽きさせません。すごいことですよこれは。


で、この本も東野圭吾らしく、ブラックなユーモアとアイデアに満ちた「超」のつく短編集です。
前記の理由から笑わされた「超長編小説殺人事件」や、別に理系ではないけど思わず読んでしまった「超理系殺人事件」など、苦笑させられる内容がてんこ盛り。
「超税金対策殺人事件」は「世にも奇妙な物語」で映像化されたものを先に見ましたが、それでもやっぱり面白い。
絶対読んで損はしない一冊だと思います。特に、本が好きな人であれば。