合掌

横山光輝さんが亡くなられたんですね。まだまだお若い年齢だっただけに、非常に残念です。
私は直接作品を読んだことはなかったのですが、アニメ化されたさまざまな作品で楽しませていたきました。
心よりご冥福をお祈りします。


美少女戦士セーラームーン【Act.27】
チビ戦士の正体はルナでした。変身シーンの背景が、流れていくお菓子というのはどうでしょう?自分の正体を明かそうとしてなかなか果たせないところが、北斗の子分チック展開で笑えました。
ルナに翻弄されるクンツァイトがちょっとかっちょいいぞ。てか、ルナの武器はハリセンかよっ!?三蔵様チックで、かなりかっちょいいぞっ!!
うさぎちゃんに名前をよばれて逡巡したり、倒れたうさぎちゃんを見て、徐々に正気を取り戻す亜美ちゃんの表情がよかったです。
超ヘビーな続き方だなぁ。美奈子ちゃんの告知が救いに思えたわ。



ロックマンエグゼAXESS「揺れる心」
本日は、かなりクオリティの高い仕上がりだったんじゃないかと思います。
影を巧みに使って、ブルースを失った炎山の心の陰りを演出。後半の操られたモデルたちの不気味さと緊張感も、光を極端に押さえることによって効果的に表現してました。
脚本も、ウェラブル・コンピュータというガジェットを単なる小道具として扱うのではなく、ファッション・ショーというイベントの必然性へとつなげ、同時に、それを敵の攻撃の特性を紹介する舞台へと転じているのが見事。不自然にしゃべくりまくる警備員もこの際許せます。
そして、それらをしっかりと支えていた丁寧な作画。本橋秀之の名前を見て超納得。
これは録画しとくべきだったかも。



超星神グランセイザー「美しき逃亡者」
ケロン人を生体兵器として蘇らせ、それを国家間の争いにおける切り札として用いようとする国防省。その背後にあるのは、省内の出世争い。
なんだかなぁ。「この国は・・・」なんてセリフで、突然国防単位で話を始めちゃイカンと思うんだよ。この話が「国」を意識させちゃったら、「地球対宇宙人」というファンタジーの枠組み自体が壊れちゃって、それとともに、ファンタジーで守られてきたさまざまな矛盾が表層化しちゃうじゃん。
天馬と未加の息の合ったコンビネーション・プレーは見事でした。



ケロロ軍曹ケロロ危険臨界点突破であります」「ケロロ極秘任務開始であります」
Aパートはケロロ軍曹、ヒッキー生活に鬱状態の巻。でも軍曹、先週自由に出歩いてなかったっけ?
悪気のかけらもなく金持ち自慢するという高等技術を駆使するタママは、終身勝ち組のような気がします。そして、とことんうかつな軍曹は、終生負け組でしょう。このうかつさで地球侵略しようという方がどだい無理です。
誰だ、こいつを小隊長にしたの。
今回は、ちょっとパワー不足でした。


Bパートは、軍曹の一日に密着。軍曹、たまには家事さぼろーよ。律儀すぎだよ。
んで、カップラーメンの二個食いくらいに幸せ覚えんのやめよーよ。なんか無性に泣きたくなっちゃうから・・・
謎の新キャラ登場。って、ナレーション、次週へのヒキを台無しにしてどうする?
ギロロ伍長、声が渋い。渋すぎであります。しかし、新番組で一番トキメいた男キャラがカエルというのは、自分的に非常に悲しいものがあります。



アニメージュが軍隊特集をやってましたが、そういえば、アニメの軍隊ものって、大抵メインは尉官クラスなんですよね。ハガレンなんて、佐官クラスがごろごろ。あんな若造が大佐やってるんですもん。
そう考えると、ケロロ軍曹は、最前線の小隊の悲哀を描くことで、下士官不足という防衛問題にスポットライトを当てているのかもしれません。
グランセイザーケロロ軍曹と、現代日本の国防体制に一石を投じる1時間でした。
無理矢理まとめてみました。



4月16日分。


映画名探偵コナン -迷宮の十字路-
最初に連続殺人があったものの、メインキャラとの接点がなかなか来ないんで、展開がまだるっこしい。コナンたちの目の前で人が死ぬまで一時間かかったぞ。
後は、京都観光案内とバイク・アクション&チャンバラ。コナンに求めてんのはアクションじゃないんだよぉ。推理というよりは小ネタの連続解決だったし。
今回のヒーロー、服部を活躍させるためのお膳立てに終始していたような気がします。まぁ、なかなかカッコよかったんで、キャラモエの方々は満足したのではないかと思われます。あと、カップリングモエの方々にとっても大サービスでしたね。
ちなみに、私的ベスト・カップリングは、おじゃる刑事とシマリスくんでしたが。
コナン、関西弁うまくなったな。



霊感バスガイド事件簿「怪奇・血の流れる木」
「視えちゃう」バスガイドさんのお話。演じるは、何かに取り憑かれたようにしゃべりまくることで有名な菊川怜です。
霊感企画に駆り出されたバスガイドさんが霊を感じるシーンは、菊川嬢に神秘的な雰囲気がないせいか、あまり説得力が感じられませんでした。バス会社でのアットホームなやり取りは似合ってるんですけどねぇ。
脚本の大石哲也は、土9全盛期にステキにB級風味な作品を生み出してワクワクさせてくれた方ですが、今回は凡庸にまとまっちゃってます。冒頭のカメラワークなんかは、おおっ、と思わせられただけに惜しい。



4月15日分。


天上天下「執行人」
3度目の正直。録画ついに成功。
3回目あたりになると作画どうなのかな、とか思っておりましたが、悪くはなかったんでひと安心。アクションは期待したほどではなかったので、今後に期待。
そして、第一印象どおり、男どもに比べて真夜がカッコよすぎ。これは真夜だけでも見る価値ありそう。録画がうまくいけばだけど。